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2024年度2回目の火災訓練

先日、今年2回目の火災訓練がありました。

まずは、瀬戸病院に設置してある各設備の説明から始まります。

 

実際の火災訓練の様子です。

みなさん緊張感を持って取り組んでいます。

最後に消防士の方から火災に関する大事なポイントを5つ教えていただきました。

①予防

当たり前のことですが、まずは火災を起こさない取り組みや工夫が大事です。

②整理整頓

火災が起きた場合、防火扉や通路(逃げ道)を塞ぐ荷物は置かないように日頃から整理整頓しましょう。

③初動の役割分担

火災が起きた場合、まず最初に誰が何をするか役割分担を決めておくと、万が一の際でも行動がスムーズです。

④火災設備の操作

火災が起きた場合、各場所にある設備(連絡設備・防火扉・散水栓など)を適切に使いこなせるように訓練する。

⑤情報共有

消防士が到着したときに、誰がいないか?どこにいる可能性があるか?など重要な情報を速やかに伝えることが生存率に影響してきます。

他にも何点か重要なポイントを載せておきます。

  • 火災が起きた際に、窓は全部閉める(火を大きくしないことが最優先、地震のときは窓を開ける)
  • スプリンクラーが作動する温度は72度。有効範囲は半径2m程度
  • 消化器の有効範囲は5~6m
  • 散水栓の有効範囲は約15m、地面に置くときは必ずバルブを止める(水が出たままだとホースが動きまわり逃げ道の邪魔になる)
  • 全員を外に避難できない(フロアの階段を降りる余裕がない)場合は水平避難(階層を移動せずとりあえず火元からもっとも離れた場所に避難する)

これらのことを日々意識しながら業務に取り組むことが私たちのやるべきことだと再確認できる訓練でした。

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